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せんせいと!らすと! byマナカ

もう
ゴールしても
いいよね

というわけで!


ラ ス ト !

今回もこちらからお借りしております!

http://moonlight13.fc2web.com/text.html




16.答案用紙



「(やらなといけないことなんだが、どうにもテストの採点というのは憂鬱だな。
できるだけ、時間内に収まるようにすすめたい……ん、アイツの答案か
……ああ、やっぱりここで間違えるか。どうしても得意不得意が偏ってるな……まったく
【関】の書き方を改めろと言っているのに……俺でなかったら誤字にされかねないぞ
……まあ、いわゆる女の子らしい字、ではあると思うが)」



「……ハッ、いかん、一人に時間を割きすぎた……ぐっ、睡眠時間が……!」





17.呼び出し



『お、お疲れさまです……』

「ああ、お疲れ、すまんな急に」

『い、いえ、あの……すいません』

「は?」

『あ、あの、わたし、何をしたんでしょうか
こないだのテストですか?ご、ごめんなさい、前々から先生に注意されてるところ全然直ってなくて
わたしとしても、出来るだけ治したいところではあるんですけどどうしても急には、その……』

「おい、なんの話だ」

『へ? え、いやだって、何か注意することがあるから呼び出したんじゃ……?』

「放課後 部活がない日を選んで 学外に メールで か?」

『……あれ?じゃあ、なんで』

「お前と話したいから、という理由では不十分か」

『…………あっ、す、すいませんっ、なんか、その、えっと
なんていうかテスト終わったばっかりでちょっとマイナスなことばっか考えてたっていうかその』

「謝るなっ……俺の方がなんか恥ずかしいやつみたいだ……」

『あ、う……あ、ありがとう……ございます……』






18.大人になりたい…



「無理だろう」

『言う前にタイトルにツッこまれた!?』

「よくそういうことを言ってるな。なにか、今の自分に許せない不満でもあるのか」

『そういうのはその、挙げて行ったらキリがないんですけども……』

「そんなにもか」

『一番はその、先生と一緒にいる時だけはせめて大人になりたいなぁ……って
私、先生とその……付き合って、から……先生に迷惑かけてばっかりですし』

「アホウめ」

『ぐえぇ』

「今くらいは子どもでいろ。でないと大人の俺がカッコのつけ甲斐がないだろうが
お前が子どもの内に、将来どれだけ無くしてもいいようにポイントを稼がせろ』

「……なくならないです、よ?」

「なら、今の内はそう思っておいてくれ……あぁ、あとな
お前といるのが迷惑だなんてことをもう一度言ったら、お前のことをしばらくの間、苗字の『さん』付けで呼ぶからな」

『え、ええっ……やですっ!』

「なら、もう言うな
お前が迷惑だと思ってる部分まで全部含めて俺はお前と付き合ってるんだ
そんな……お前を遠くに感じさせるようなこと言うな」

『ごめ…………ありがとうございます』

「ああ」





19.「先生を好きになって良かった」



『最初どうしようかと思ってました』

「まあ、教師と生徒だからな。普通の神経ならそうなる」

『でも……たぶん、それが良かったのかなぁ、って』

「……お前、意外とそういう趣味なのか」

『ちがいますっ』

「冗談だ」

『もぅ……その、なんていうか、本当にお恥ずかしい話、わたし、自分に自信がないじゃないですか?
それって、自分の気持ちに対しても結構そうで
今までも、人を好きになりかけたことはあっても、先生以外で、「好きだ」って言い切れた人はいなかったんです
でも、先生は……『先生』なのに、目で追う事をやめられなくて
……だから、気づけたんです。あぁわたし……もう自分でも我慢できないくらいこの人のこと好きなんだなぁって……あはは』

「我慢できないくらいか……」

『あ、すいません、大袈裟ですかねこんな言い方』

「……いや、我慢する辛さや我慢できなくなってしまう感覚は俺にも分かる」

『そうですか?』

「例えば今とか」

『え? あ、せんせ……ぁ』







『先生は……どうだったんですか』

「ん?」

『私をそのす……す……き、す……しゅっ……ひたかんだ』

「恥ずかしいなら言うな」

『らって……』

「というより、答えないといけないか、ソレ」

『え、答えたくないって……ことですか』

「なんて顔してる。というか何を言ってる」

『え』

「……お前、本当に分からないんだな。そりゃ誰にどれだけ言われても気づかない筈だ」

『?』

「……俺はな、疑ったことなんて一度もなかった
普通の神経なら、とさっき言ったが、そこへ行くと、俺はたぶんとっくの最初からいかれてたんだろう」

『……それって』

「ああ、俺はもう、お前と出会ってから今まで、そう思ったことしかなかったよ……」



20.「お前を好きになって良かった」





しゅーりょー!

4回に渡ってお付き合いありがとうございました。

今回にて教師×生徒のssは終了となります。

また次回からは別の何かしらが始まると思うので、よければお楽しみにしてやってください。

でわ!!



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