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カモS story.3 【やっぱりお前は絶対に知らないことだし、だから俺も絶対に気づかせてやらない】

カモS 第三弾!!


今回は黄瀬(黒村の攻撃人格)くん×都環ちゃん(愛が重い子)
のお話です。

書き手的には 黄瀬→都環 だけど。

以下、留意点

・カモフラの二次創作SSです。苦手な方は全力で回避を。

・イメージはAチームです。でも、Bでも大丈夫……かも?

・若干ではありますが、暴力描写がございます。ご了承の上で閲覧して頂ければと思います。

・閲覧の際は、読者様ご自身のイメージや理想を著しく崩す可能性がございます。そちらをご承知の上で先にお進みください。

ではでは。












まず顔を殴った。

そうすると、自分とコイツの視線が合わなくなるから

その後の事が色々とめんどくさくなくて済む。

殴ってる途中で俺の方を見られるのも鬱陶しいので、肩を思い切り押して倒れさせた後は、腹を軽めに蹴る。

黒村の……正確には黒村智の体はそれなりにガタイがいいから

小柄なコイツにしてみれば、これでも結構効くはずだ。

コイツはこの間、何も言わない。

いつも、何も言わない。

黙って殴られて、黙って蹴られて、黙って締められて……

それが終わった後も、何も言わない。

だから、俺も何も言わずにいつも通りに蹴り続ける。

俺が蹴ると、こいつはその度に小さく悲鳴をあげる。

その一回ごとの悲鳴が、俺のなかにあるストレスを少しずつ消していくような感覚を覚えて

それが変に心地がよく、また何度も蹴る。

やはりコイツは何も言わない。

この関係に満足しているのだろう。

バカな女だと思う。

俺がコイツの立場なら、俺のことなど絶対に許せる筈がない。

詰め寄って、問い詰めて、追い詰めて、追い討つ。

それくらいしないと、絶対にスッキリできない。

だから、俺は本当に、この女がバカだと思って

バカだから、ひどくイライラする。


「っ……ハァ……ハァ」


俺がひとしきり蹴るのを止めると、女は安堵したように息を吐き始める。

痛みにこらえるために、息を止めて体に力を入れていたのだろう。

頭の悪い女だ。

そんなことをしてまで痛みに耐えねばならないなら、そもそも俺と会わなければいいのだ。

今日も馬鹿正直に俺を部屋に招き入れ、いつものように俺の理不尽なストレス発散に付き合わされ、ボロボロにされる。

本当に、本当にバカな女。


「…………オイ」


うずくまって、全身の痛みから立ち上がることなど到底不可能な状態となっている彼女、西国原都環の腕を掴み

俺ーーー黄瀬、は半ば強引に引き寄せ、そのまま抱きしめた。

ついさっき生傷だらけになった身体には明らかに毒だろうと分かるほどの力強さで、強く、強く抱きしめる。

それにも、都環は何も言わない。

まるで、彼が最後はそうしてくれることを、わかり切っていましたと言わんばかりに

ひどく、満足した表情で、彼の腕の中に収まっている。

黄瀬には、それが腹立たしくて仕方が無い。

この女はバカだ。

絶対に何も分かっていない。

俺がどんな存在で、一体どういった心理や理屈で、自分を殴っているのか

かけらも、気づいてはいない。

だというのに。


「オイ……」

「……んー?」

「俺は……お前が、好きだ」

「知ってるよぉ?」

「……」


ムカついたから、絶対に息が苦しくなるって分かってるキスをしてやった。

案の定、10秒ほど経ったところで、俺の胸に掌を当てて「やめて」の意思表示をしてきた。

まあ、ムカついていたので、解放してやったのは、その更に10秒経ってからだったが……



ああ、くそ、イライラする。



この女はバカで、絶対に、何も分かってなんていないのに。

どうしてか……



お前がいないと、生きていけない



という

その、絶対に言ってやらないと決めている、本当の心の内だけは



全て、見透かされている気がする。



けれど……





カモS story.3

【やっぱりお前は絶対に知らないことだし、だから俺も絶対に気づかせてやらない】






ざまあ、みろ。






fin.
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